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2021.3.22 歯磨き粉正しい選び方

こんにちは☺️
みどり坂の歯医者さんこうもと歯科 石原です!
今回はフッ化化合物配合の歯磨き粉についてのお話です🦷
フッ化化合物は歯科で売られている歯磨き粉にふくまれている成分なのですが…
このフッ化化合物が歯に取り込まれることで歯質が強化され、虫歯になりにくい強い歯になっていきます。歯の表面では、歯の成分であるミネラルがお口の中に溶け出してしまう「脱灰」と
ミネラルが歯の中に取り込まれて結晶化する「再石灰化」が繰り返されています🦷
脱灰が再石灰化を上回ってしまうと虫歯が進行、穴があきます👿

脱灰を止めて再石灰化を促せるといいのですが、虫歯の菌や食事をとることで脱灰は簡単に進みます。

1番簡単に虫歯を予防できるのは フッ化化合物の入っている歯磨き粉を使用しての正しい歯磨き です(2 stars)

みどり坂の歯医者さん こうもと歯科

ここでは正しい歯磨き粉の使い方を4つのポイントでお伝えします✨

ポイント1)歯磨き粉は年齢に合ったフッ化化合物含有量のものを使用する
目安として、6歳までは500ppm
7〜14歳は1000ppm、15歳以上は1450〜1500ppmのものを使用してください!
当院販売品で例を挙げると、
チェックアップジェル バナナ味は500ppmなので5〜6歳までの方
チェックアップkodomo や GC子どもはみがき 、チェックアップジェルのグレープやレモンティ、ピーチのは7〜14歳くらいまでの方
チェックアップジェルミントは1450ppmのフッ化化合物を含有しているので中高生におすすめしています。

大人の方にはチェックアップスタンダードをおすすめしています☝️

ポイント2)一回の使用量を守る
歯磨き粉はたくさん使う方がよさそうですが、適量というものがあります⚠️
2歳までは切った爪の先程度の量
3〜5歳は歯ブラシの毛の端から5mm程度
6〜14歳は歯ブラシの毛の端から1cm程度
15歳以上の方は歯ブラシの毛のはしから2cm程度です

みどり坂の歯医者さん こうもと歯科
ポイント3)少なくとも2〜3分はしっかり磨いて下さい
テレビを見ながら歯を磨くと時間だけ過ぎて手が動いてなかったり、同じところばかり磨いていたりします
鏡を見ながら磨くように心がけて下さい✨ポイント4)うがいはの水は少なめで
フッ化化合物の含まれている歯磨き粉を使用した時は、
ペットボトルのキャップ2杯分(大さじ1くらい)のお水で一回だけうがいをしてください💧正しい歯ブラシのやり方や、みがき残しの多い場所などは定期検診のときに歯科衛生士からお声掛けをさせていただきます!
フッ化化合物入りの歯磨き粉を購入希望の時は受付に声をかけてください☺️