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2022.8.22 正しいおやつの食べ方を知ろう!

こんにちは みどり坂の歯医者さん 管理栄養士の徳田です😊

8月も終わりに近づいてきたのになかなか涼しくなってくれません😖

こんな時はついつい甘いものや冷たいおやつを食べてしまいがちです🍫

おやつ」と聞くと甘いもので生活習慣病になりやすくなるというイメージを持っていてできるだけ与えない方が良いのではないかと思ってしまいますよね

しかし正しい「おやつ」の食べ方をすることで普段の生活に楽しみ心に栄養を与えてくれます♬

また、一度にたくさんの量のご飯を食べることが難しい子どもにとってはおやつが大事なエネルギー、栄養素の摂取源になります💪

でも正しいおやつの食べからなんて知らない人も多いはず‥

そこで今回はLINEと連動して「おやつの食べ方」についてのお話です😋💛

 

🍩そもそもおやつとは?

「おやつ」は漢字で書くと「御八つ」と書きます。これは「八つ時」という意味で江戸時代では「午後2時から午後4時」までの時間をさしています⏰

江戸時代の人はどうしてもお腹がすいてしまう昼食と夕食の間に軽食のせんべいやお団子を食べて空腹を凌いでいました。

これが今では「おやつ」と呼ばれ「食事と食事の間に食べる軽食」という意味で用いられています。甘いお菓子だけでなくおやつには果物やおにぎりなども含まれます

おやつには夜遅くに食べ過ぎることやお腹がすいて集中力が切れることを防ぐという働きや食事で補うことができなかったエネルギーや栄養素を摂取する役目があります

🍩おやつはいつどれくらい食べたらいいの?

おやつを昼食や夕食等の食事の前に食べると、お腹いっぱいで肝心のご飯が入らなくなってしまうことがあるので気をつけなければなりません⚠️

食べ物が消化される時間を考慮して食事の間隔は4〜5時間あけると良いと言われています。このことからおやつは朝10時や午後3時といった、大体食事の2時間前に摂取することがおすすめされています。

おやつを食べる量は1日の運動量によっても変わってきますが大体200kcal以内がおすすめと言われています。200kcalがどれくらいの量かというとポテトチップス1/2袋、チョコレート1/2枚ほどです。エネルギー量はお菓子のパッケージや食品成分表で調べることができるのでいつも食べているおやつのエネルギー量を調べても面白いかもしれません😊

🍩おやつで摂取したい栄養素は?

おやつは食事で補うことができなかったエネルギーや栄養素を摂取するために食べたいと書きましたが成長期の子どもたちに普段の食事で不足しがちな栄養素とは何でしょう?

健やかな成長のために意識してとりたい栄養素は次の5つです!

〜健やかな成長のために意識して摂りたい普段の食事に不足しがちな栄養素〜

  • たんぱく質…筋肉や臓器、皮膚や髪の毛をつくる。体の調整をする
  • ビタミン…体の調子を整える。炭水化物やたんぱく質、脂質からエネルギーを作り出す働きを助ける
  • カルシウム…骨や歯をつくる
  • 食物繊維…お腹の調子を整える
  • …赤血球をつくる材料になり、全身に酸素を運搬する

🌟正しいおやつの食べ方を知って楽しいおやつ時間を🌟

今月はこの残暑も厳しい季節にぴったりなおやつレシピを考えてみました✨

お時間あるときにぜひ作ってみてください!

〜小松菜とはちみつレモンのカップケーキ〜              小松菜とはちみつレモンのカップケーキ

🍰材料(直径5cm×高さ5cmのカップ4個分)

  • 小松菜 1株(50g)
  • 薄力粉 80g
  • ベーキングパウダー 小さじ1
  • 卵 1個
  • 砂糖 大さじ2
  • バター 大さじ1(12g)
  • 粉砂糖 適量
  • レモン 1個
  • はちみつ 80g

🍯作り方

  1. レモンをよく洗って皮を剥き、はちみつに漬ける。(はちみつレモンは前日までに作っておくとはちみつがレモンと馴染んで、より美味しくなります!)
  2. 小松菜を洗い、根っこ部分を切り落とし、細かく刻む。
  3. 耐熱容器に入れラップをふんわりとかけてから500Wのレンジで1分30秒ほど温める。
  4. 小松菜の水気をキッチンペーパーで切る。→A
  5. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう。→B
  6. バターを耐熱容器に入れて溶かす。(500wで20〜30秒)→C
  7.  AとBを混ぜ合わせ、最後にCを入れて生地を作る。
  8. 生地を4等分にして容器に流し入れ、上にはちみつレモンをのせる。
  9. 180℃に熱したオーブンで25分ほど焼く。(お家のオーブンによって火加減が違うので様子をみながら)
  10. 竹串でさして何も付かないか確認する。→何も付かなければ完成!

🍋栄養価

  • エネルギー 166kcal
  • たんぱく質 3.3g
  • 炭水化物 29.9g
  • 食物繊維 1.2g
  • カルシウム 67mg
  • 鉄 0.7g
  • ビタミンC 15mg
  • 食塩 0.3g

🍀おすすめポイント

  • 夏は汗とともに鉄分も逃げていきます。小松菜は鉄分が豊富です。鉄分はビタミンCと一緒に摂取することで体に吸収されやすくなります。
  • 小松菜をミキサーにかけるのではなく包丁で細かく切っているので小松菜の風味があまりしません🙅お野菜の風味が苦手でも食べやすい味になります。
  • 小松菜を茹でると水溶性の栄養分がお湯に溶け出してしまいます。レンジで加熱することで水溶性の栄養分が溶け出すことを防ぎます。