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2021.2.22 歯周病のお話

こんにちは、みどり坂の歯医者さんこうもと歯科 歯科衛生士 大中です
今日は歯周病についてお話をしていきます
歯周病とよく聞きますが、どんな病気かわかりますか?
歯周病とは、歯を支えている骨が溶けていく骨の病気です。
虫歯と違い痛みが少ないためほとんど自覚のないまま進行していき、
歯茎がやせ、食べ物が噛みづらくなり・歯がぐらつくなと思ってきたら、ある日突然歯が抜けてしまいます。
自覚症状として口臭や歯茎からの出血や膿が出てくる等ありますが、タバコを吸われている方は特に気づかない場合が多いようです。
では、歯周病と同じように歯肉炎という名前もよく聞きますが、どんな違いがあるのでしょうか
歯肉炎は歯周病の手前の段階になります
歯茎が赤く腫れ・歯磨きの時に出血があります
この状態を痛みがないからと見てみぬふりをした場合、歯周病へと進行し骨が溶けはじめます。
主な原因の一つはプラークや歯垢です
他にも歯並びや噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりの癖があったり
糖尿病などの全身疾患を持っている方、タバコを常習的に吸われている方は歯周病になりやすいと言われています。
残念ながら一度に治るような治療はありません
歯科でできるのは 正しい歯磨き をしていただくこと
タバコを吸われている方は徐々にでも喫煙の本数を減らしていっていただくこと
規則正しい生活習慣を身につけていくことになります。
いろんな場面でよく聞く内容ではありますが、本当に上のことが大切になってきます。
歯周病の怖いところは、お口の状態が一旦健康に戻ってもまた再発してしまうことです
そのため、お口の健康チェックも兼ねて3ヶ月おき(年齢やお口の状況によっては早まることもありますが)の定期検診をお願いしています。
さて、ご自身・ご家族の歯周病になってませんか?
下の項目をチェックしてみてくださいね
◆歯磨きの時、歯茎から出血する
◆歯茎が赤く腫れている
◆歯茎から膿が出る
◆歯茎がむず痒い感じがする
◆口臭が気になる
◆歯がぐらぐら動く
◆口の中がねばつく感じがある
◆歯並びや噛み合わせが変わった
◆歯石がついている
◆歯と歯の間によくものがはさまる
一つでも症状がある方は、歯周病かもしれません
検査をお勧めします!
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