6月も中旬になりましたね
一年の半分が終わってしまったと思うとゾッとしてしまいますね。。
この一年を後悔しないように目標をたてていきたいと思います。
さて、今日は偏食についてのお話です。
実は一度書いたのですがいつの間にか消えてしまっていたので再度投稿します。
みなさんのお子さんは嫌いな食べ物いくつありますか?
うちの子うどんしか食べません、うちはご飯よりおかしばかり…とお子様の食事は悩み事多いですよね
お友達は食べられるのに、私の料理の仕方が悪いんだろうか、なんて落ち込んでいませんか?
よく書かれてることですが、偏食(好き嫌い)してしまうのには理由があります。
一つは本能的に苦味や酸味は毒かも腐っているかもと思ってしまい口に入れると出してしまうということです
なので、偏食の対応は年齢にもよって異なりますが、2〜3歳に関しての偏食については見守ることも大切だと思います。
私の身近にもいくらお母さんが頑張って作っても「 僕はそれ食べられないから」と何をしようとお野菜を断固拒否していた子がいましたが
幼稚園にあがると「なんだかお給食のお野菜はおいしいんだよね」なんて言って野菜を食べ始めたと聞きました。
多分、給食もお家でも味付けには大差ないと思うのですが、みんなで食べる、友達がおいしいと言うから食べるというのがその子には効果があったのだと思います。
だから大勢で集まってパーティなんかをする時に好きなものを食べさせてあげようと思ってしまいがちですが、大勢で集まる時だからこそ少し嫌いなものを少し出して一口でも食べてもらうのも効果的かもしれません。
さらに食べてもらうチャンスを増やしてみるには少し工夫も必要です。
スーパーなどにいくと試食がでていたりして多くの子どもは試食を食べたがりますよね。
しかもお家では食べない野菜も試食ならペロリ!「お家で同じもの作ったら食べる?」と聞くと大きく頷くのにお家で同じように作っても手をつけてもらえないなんて経験ありませんか?
以前試食を出すお仕事をしていてよくお母さん達からよく聞くエピソードでした。
「やっぱり栄養士さんだからですか?」「私はダメですね」なんてお母さんたちが落胆しているのを見て不思議に思っていたのですが、先日の幼児食アドバイザー講座にて理由が判明しました。
子どもたちは一口サイズになってるものは食べやすいようです。
さらに手づかみやピックで食べるものは嫌いなものでもハードルが下がるようです。
だから試食はペロリっと食べれてしまうようです。たまには試食気分でごはんを出してみるのもいいかもしれませんね。
さて偏食(好き嫌い)をしてしまうもう一理由はそれを食べた時に悲しいことや苦しいことが起こってたのを覚えていて嫌いだと思うことです。
実は私も幼い頃に麻婆豆腐を食べた後嘔吐してしまい麻婆豆腐が最近まで食べられませんでした…
嘘だぁ!と思われるかもしれませんが、私の経験ではぼんやりでもこれで嫌な思いをしたと覚えているとその食べ物は嫌いだと思ってしまうのです。
だからなるべく、食卓では楽しい経験をさせてあげてほしいと思うのですが、、精神的に余裕がないと難しいですよね。頑張って作ったものを拒否された時、ベエっと口から出されてしまった場合「もう食べなくていいよ」「なんで食べれないの!」なんて感情的になってしまいますよね。
だから嫌いな食べ物 に挑戦する際はなるべく大人が精神的に余裕のあるときにしてくださいね。
子どもの嫌いなものが食卓に出るとき、みなさんなんて声をかけていますか?
「どうせ嫌いだから食べないよね」「これ嫌いよね」なんて声かけしていませんか?
わかるんです、どんだけがんばってもどうせ食べないでしょ、どうせ残すのよねって思ってしまう気持ち。。
でも、「嫌いだよね」を繰り返されてしまうと子どもは (自分はこれが嫌いなんだ) と決めつけてしまい余計に食べられなくなります。
なので嫌いなものが食卓に上がるときの声かけは「これ食べてみる?」「少し頑張ってみる?」と言って見てください。すぐには効果が現れなくてもいつか挑戦しようと思ってくれるかもしれません。
もし一口でも口に入れてくれたならハイタッチでもして食べられたときに嬉しかった、褒められたという記憶を作ってあげてください。
なににせよ、好き嫌いをなくすというのは根気のいることだと思います。
どんだけがんばってもダメな時はダメで諦めた頃にコロっと食べれるようになったりします。
うどんばかりご飯ばかり食べる子にもお腹が空いてる時におかずなどを少しでも食べさせてみるのも効果あるかもしれませんし、
お休みを利用してお子さんと一緒にお料理したり、お野菜を育てて食べてみるのもいいかもしれません。
偏食(好き嫌い)について書きましたが、一人一人個性があるのでこれが絶対効果あるとは言えません
無理せず、長い目で、余裕のあるときに好き嫌いを無くすようにしてみてくださいね。
また何か質問などあればお声かけくださいね。